経口避妊薬(ピル)

当院では、ピルの処方に当たり、内診はしておりません。

緊急避妊薬(アフターピル)

緊急避妊薬(アフター・ピル)には随時対応しております。72時間以内、できれば24時間以内に薬を服用することによって、妊娠の可能性を低くすることが可能です。

緊急避妊とは避妊をせずにセックスをしてしまった場合や途中でコンドームが破れてしまい避妊が失敗してしまった時に妊娠を防止する方法です。 もっとも一般的な方法は緊急避妊ピル(アフターピル)です。

 

■アフターピル(緊急避妊ピル)が必要なとき

・避妊をしない性交後

・コンドームが破れたり外れたりした場合

・低用量ピルの内服忘れや下痢などによるピルの吸収障害

・腟外射精

 

■アフターピル(緊急避妊ピル)の種類

❶ヤッペ法

ホルモン配合剤(卵胞ホルモン+黄体ホルモン)を内服する方法。

❷レボノルゲストレル法

レボノルゲストレルという黄体ホルモンを内服する方法。

 

レボノルゲストレル法は、1998年WHOによって発表された大規模多施設共同臨床試験の結果から、 ヤッペ法に比べて緊急避妊の効果が高く、安全性にも優れており、しかも1回投与で有効であることが明らかになりました。

 

■ヤッペ法とレボノルゲストレル法の効果の比較

           ヤッペ法    レボノルゲストレル法

登録症例数       997人     1,001人

妊娠症例数        31人       11人

非妊娠率                       96.8%                98.9%

 

妊娠阻止率                     57%                   85%

(Lancet,352:428-433,1998: WHO大規模多施設共同臨床試験)

 

※非妊娠率は、生理周期を考慮せず内服した時の妊娠しなかった割合です。

※妊娠阻止率は、生理周期から妊娠の可能性がある時期に内服した時の妊娠しなかった割合です。

ヤッペ法、レボノルゲストレル法どちらを内服するかは、患者さんに選んでもらっていますが、当院では緊急避妊効果がより高く、より副作用の少ないレボノルゲストレル法をお勧めしております。

 

■アフターピル(緊急避妊ピル)の内服方法

❶ヤッペ法

ホルモン配合剤ピル(エチニルエストラジオール+ノルゲストレル)を性交後72 時間以内に2 錠内服し、さらにその12 時間後に2 錠内服する。

❷レボノルゲストレル法

レボノルゲストレルという黄体ホルモン剤を性交後72 時間以内に1回内服する。

 

■アフターピル(緊急避妊ピル)の副作用

ヤッペ法の副作用は吐き気ですが、レボノルゲストレル法では服用後の吐き気はほとんどみられず服用者の3.6%に悪心が認められた程度です。

当院では、吐き気止めの内服薬を併せて処方しております。

 

■アフターピル(緊急避妊ピル)の費用(税込)

ヤッペ法           6,600円 

レボノルゲストレル法     9,900円

※内服指導料・処方料込み

 

経口避妊薬(低用量ピル)

避妊の目的だけでなく、生理不順・生理が重い方・にきび・肌荒れにも効果があります。トリキュラー28、ファボワール28の処方をしております。
診察代を含めた価格は、1か月分 3,300円、3か月分 8,800円(消費税込み)です。

生理を遅らせるお薬

旅行等でお出かけの時に生理が来るのを避けるために、生理を遅らせるお薬があります。当院では、月経周期調整剤を処方致します。内服の方法は、生理予定日の3日前から、内服します。
診察代を含めた価格は、例えば、6日分で、2,220円(消費税込み価格)です。

エクセルメディカルクリニック

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