■レーザー脱毛とは、黒い色素(メラニン)に吸収するレーザー光を照射することにより、皮下の毛根が熱影響を受け、 その熱により毛根のまわりの細胞（毛包）が熱損傷することで毛の再生を抑制するというものです。その為 表皮を熱から守り、毛根にのみ熱影響を与える事が理想的なレーザー脱毛なのです。

■脱毛は、医師法17条により明確に、医療行為として定義されています。レーザー機器の発達により医院、クリニック以外での施術や広告が目立つようになったことから、「施術後に十分な効果が得られない」「火傷や感染症のリスクを負ってしまう」など患者様にとっても辛いトラブルとなる事例が目立つようになりました。

■当院で使用する脱毛レーザーは、ルミナス社製のダイオードレーザー　ライトシェアです。

レーザー光の熱から表皮を守る為の冷却装置が付いており、より安全なレーザー脱毛治療が行えます。1999年には数あるレーザー脱毛機の中で世界で初めてPermanent Hair Reduction(永久脱毛）の承認を日本の厚生省に当たるアメリカのFDA（アメリカ食品医薬品局）から受けた機器ですので、他のどの機種よりも高い脱毛効果を望むことができます。個人差がありますが、通常３～５回の治療を受 けて満足のいく結果を得る事が出来ます。

■レーザー光線の強さの調整が幅広くできるため、剛毛からうぶ毛まで、効果的な治療を行えます。ワキ・ビキニラインの太い毛からお顔のうぶ毛にいたるまで、どの部位の治療も可能です。

■皮膚に接する部分のレーザーのヘッドには冷却装置があり、皮膚表面を冷却しながら治療できるため痛みが少なく、怖くありません。
レーザー光線は１ショットで１センチ四方の範囲を照射できて、しかも1秒に2ショット打てますので、時間がかかりません。両脇なら、１回あたり2～3分程度で終了します。

■レーザー治療に伴う合併症として、ごくまれに軽い火傷や毛嚢炎（ニキビ）が起きることがあります。このような場合、医薬品を用いて速やかな治療を行えば問題ありません。エステと異なり、医療機関での治療なので、安心して治療を受けられます。

■ワキ脱毛により、腋臭がなくなくという副次的な効果があります。

まずお電話でご予約ください。

①剃毛―脱毛を受けたい箇所剃り残しがない様十分に剃毛致します。できれば御来院前に処理なさってきて下さい。(剃り残しがあると毛が皮膚に焼け付くことがあります。）

②スキンタイプの判定―日焼けをすると黒くなるかならないかでスキンタイプを判別します。黒くなるタイプの方は低めのジュール数から、黒くならないタイプの方は高めのジュール数から治療を始めます。

③テスト照射―脱毛をする個所に数発のテスト照射をします。皮膚の反応を見て適切なジュール数を決めます。

④本照射―表皮を保護する為のジェルを塗り、レーザー照射を始めます。ところどころ毛穴に沿って赤い浮腫は出るところがありますが、１時間程で消えてなくなります。 太い毛などは内部の毛が爆裂し表面に出てきて焼け付くことがありますが、術後に濡れガーゼで拭き取ったり、シャワー欲などで自然に取れてしまいます。　施術時間は両ワキで約１０分程度です。

⑤治療後―冷えたタオル等で軽く冷やし、火傷予防のステロイド外用剤を塗布します。

①日焼けをされている方に対してのレーザー脱毛は禁忌と致します。
治療後も日焼けには十分注意してください。ﾚｰｻﾞｰ脱毛した部位を日焼けしますと、炎症性のしみになります。外出時には必ず日焼け止めを塗布して下さい。万が一、しみになったとしても、日焼けに注意

すれば、しみは薄くなります。

②治療当日は、熱い風呂、サウナなどの入浴は避けて、シャワー浴だけにしてください。

③かゆみが残る場合がありますが、掻き過ぎると化膿したりしますので、その際には速やかに医師にご相談ください。

④男性のﾋｹﾞの脱毛の際に起こることが多いのですが、照射した部位が化膿して毛嚢炎（にきび）を起こすことがあります。やはりその場合にも速やかに医師にご相談ください。